パネモデル「ギター」の存在感について

　こんにちは。本日は、板金で作るインテリアの存在感についてお話しします。

　弊社のような町工場に一般のお客様がいらっしゃても、当然のことですが弊社の仕事には興味を示しません。変な形をした金属の品物が一体何なのかまるで分からないからです。せいぜい大型の機械に驚くのが、普通の反応です。ところが、弊社で作っているパネモデルなどのインテリア製品には、ほぼ全ての方が感嘆します。その理由は、金属模型にあるノスタルジー・スチームパンク感・精密さetc.があると思いますが、僕はもう一つあると思っています。

　最近は、プラスチック製品や樹脂製品が多く、インテリアではやはり木材が主流です。大理石などのきれいな石もあるかな？もちろん、それらは機能性・安全性・美観など、突き詰められた完成度を持ってます。さすがメイドインジャパン！金属製品がちょっと少ないのは、加工の難しさ・それによるコスパの悪さなどから主流から外れてしまい、どちらかというと工業の中での役割に特化しがちなのかと思います。

　ですが、金属で作られた模型・インテリアにはプラスチック製品などにはない存在感があります。重量感・質感などが、なぜか見ているだけで伝わってくるのです。弊社の製品は、その良さを強調するためなるべく厚い板を使用しております。具体的には、1.5ｍｍ以上の板を使用してます。組立式の模型としては、世界的に見ても他の製品にはない特徴です。

　オンリーワンの製品である「パネモデル」、興味を持っていただければと思います。